【カラオケ音源データ】の家で出来る仕事体験談をご紹介します。在宅ワーク
TSKさんのお仕事体験談です。
通信カラオケ用のデータを作成しています。通信カラオケは専用の音源をサーバーからダウンロードしたデータで鳴らすのですが、その「midi」と言う規格のデータを作っています。
専用音源に向けての最終調整はクライアントがやってくれますので、自分はソフトウェア音源で作成しています。ですので必要な物はDAWと呼ばれる音楽ソフトとPC、入力用の鍵盤があればOKです。
【カラオケ音源データ】は出社や訪問など外出する必要はありますか??
全く必要ありません。
実際に【カラオケ音源データ】を始めてみてどうですか?困ったことや自分で工夫してることはありますか?
原曲を聴いてレプリカ(しかも生楽器・生演奏ではなく音源・データで)を作ると言う作業は結構大変です。
まず採譜能力 ー 今どう言う楽器が鳴っていてどの音を演奏しているかを把握出来る事が必須で、大抵の場合歌の後ろに隠れて楽器類は良く聴こえない事が多いので「こう言うときは普通こう弾くでしょう」と言った殆ど捜査のような作業も必要になって来ます。そう言う意味では特殊スキルが必要とされる仕事ですが、残念ながら収入的には高額とは言えません。
【カラオケ音源データ】でいくらくらい稼いでいますか?単価や時給など
無理なくやって月12万、頑張れる方はそれ以上と言う感じではないでしょうか。この場合、他にスコア執筆等のスケジュールが入っても大丈夫な状態を設定しています。
【カラオケ音源データ】のお仕事はどこで見つけましたか?求人サイトや人の紹介など
ミュージックジョブネット
なぜ【カラオケ音源データ】のお仕事を始めたんですか?→知り合いの紹介
元々は演奏活動で生計を立てていたのですが、その時知り合ったレコーディングエンジニアの方に誘われて始めました。
立ち上げ時期はPC9801+某ソフトウェア限定で、車で機材を借りに行ったのを良く覚えています。基本的に納期は自己申告制なのでスケジュールが入っていない時等に大変都合がよく、始まりの頃はPCが使えるミュージシャンはかなり駆り出されたと思います。
その後パフォーマーというソフトウェアが標準的な扱いになったため、Macユーザーが多い様に思います。
【カラオケ音源データ】のお仕事に資格や経験や機材などは必要ですか?
資格は全く必要ありません。音データを入力しますので、PCとmidiインターフェースと鍵盤がないと出来ません。
未経験or経験者でしたか?求められる技能あれば教えてください。
通信カラオケが登場する前からシークエンサーといってシンセサイザー等をデータで演奏させる機材はあり、自宅で曲を作ってデモテープを録る場合等で既に近い物を使っていました。ですがそう言った機材やソフトウェアの知識やスキルより、音楽特にポップミュージックの演奏方法についてどれだけ詳しいかの方が重要な気がします。
これから在宅ワーク・内職・リモートワークを始める方へアドバイスをどうぞ
特殊な仕事に付いての記述で少し浮いてしまった様に思いますが、引き受けた以上納期は最低限きっちり守ると言う点はどんなお仕事でも一緒かと思います。自分は自由な空き時間が欲しくて現在在宅仕事をしていますが、もっと切実な事情がある方もいらっしゃるのではないかとも。
普通の会社勤めに比べて収入的に分が悪い事は仕方がありませんが、自分の環境に合わせて働けると言うのが最大のメリットではないでしょうか。
頑張りましょう!
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